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イベント情報!

希望をつなぐコンサート ~あの日から8年 福島のこどもたちを忘れない~

【日時:2019年10月07日】

希望をつなぐコンサート
~あの日から8年 福島のこどもたちを忘れない~
広田祐子 田辺いづみ


●2019年10月7日(月) 開演14:00 (開場13:30)
●かなっくホール (横浜市神奈川区民文化センター)
    JR東神奈川駅、京浜急行仲木戸駅より連絡橋「かなっくウォーク」で徒歩1分
     東急東横線 東白楽駅より徒歩10分
●全席自由 2,000円 (小学生~高校生 1,000円)

福島第一原子力発電所の事故から8年半が過ぎました。
しかし事故はいまだ終息のゴールはおろか、その道筋さえ示されていません。
広田祐子さんは長年パリでピアニストとして活躍なさっている中で、
フランスのNPO「ピアノの木」を立ち上げ、夏に福島とチェルノブイリの
子どもたちのために、南フランスの大自然の中で、思いっきり
体と心を解放させる保養キャンプを実施なさっています。

広田さんの活動、そして私ども日本YWCAの放射能被災地への
支援活動「com7300」を皆さまに知っていただき、
福島の子どもたちを支援するために、コンサートを企画いたしました。

東北、福島に何度も美しい歌声を届けてくださっている
メゾソプラノの田辺いづみさんもご協力くださいます。
また福島から詩人の二階堂晃子さんもいらしてくださり、
深い傷を負ったふるさとへの想いを朗読してくださいます。

★プログラム
ショパン 「ノクターン」
シューベルト 「即興曲 作品90-4」
ドビュッシー 「月の光」
「ハバネラ」(歌劇『カルメン』より)
カッチーニ「アヴェ・マリア」
「赤とんぼ」 「ふるさと」  他


●主催: 横浜YWCA 湘南YWCA 平塚YWCA
●後援: 公益財団法人東京二期会、一般社団法人東京室内歌劇場
●チケットお求め(電話予約可)・お問い合わせ: 045-681-2903(横浜YWCA)



★プロフィール

◎広田祐子
武蔵野音大、スイス、ジュネーヴ音楽院卒業。現在パリ在住、ピアニスト。
ジュネーヴ音楽院の恩師ルイ・ヒルトブラン氏、ユング派の精神分析家
エリー・アンベール氏に多大な影響を受け、ピアノリサイタルの他、作曲、
即興演奏、他の分野との協同創作などに広く関わる。
1998年アトリエ『Le Son des Choses』(日常のオブジェの音遊び)創設。
2000年、2009年、ニースにあるマチス美術館の依頼で作曲とダンスの
コラボレーションを手掛ける。2006年パリでNPO‟ピアノの木"創設。
2009年モンゴルテント入手 2016年ランドアーテイスト創作の
‟Tree House"をパリに開設し、月2,3回のコンサート、映画上映会などの
企画運営に関わる。
2017年『福島子供基金』を立ち上げ、福島とチェルノブイリの子供のための
南フランスでの夏休み保養プロジェクト『ピアノの木・サマースクールキャンプ』を
開催。2017年5月、モノローグ芝居『Tsunami Invisible』(パリ近郊の原発が
爆発したら)を創作。


◎田辺いづみ
国際基督教大学人文科学科(音楽学専攻)及び国立音楽大学声楽学科卒業。
国立音大大学院オペラコース修了。「カルメン」「フィガロの結婚」「魔笛」
「ワルキューレ」「神々の黄昏」「アイーダ」「ドン・カルロ」「アンドレア・シェニエ」
「ジャンニ・スキッキ」等のオペラの他、リゲティ「ル・グラン・マカーブル」、
プロコフィエフ「修道院での結婚」等の日本初演に主要キャストとして出演した。
バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、
メンデルスゾーン「エリヤ」、デュリュフレ「レクイエム」等のアルト・ソロを務める。
2013年にいわき市、三春町、南相馬市、石巻市で「被災地を巡るコンサート」
に出演、また2017年に福島市、塩竃市、石巻市、気仙沼市で「希望をつなぐ
コンサート」に出演した。
二期会、東京室内歌劇場、東京オペラ・プロデュース会員。
丸の内合唱団他ボイストレーナー。


◎二階堂晃子(詩人)
1943年、福島県双葉町に生まれる。福島大学卒業 38年間公立小中学校教諭
退職後修士課程に学び現在学校心理士、福島県現代詩人会、日本現代詩人会、
日本詩人クラブ所属、著書に「悲しみの向こうに」「音を立てて幸せがくるように」
「見えない百の物語」。


◎ピアノの木サマースクールキャンプ(紹介文)
放射能汚染地域の子どもたちが数週間、放射能の影響のない大自然のなかで
のびのびと遊ぶことによって、体内に蓄積された放射能を40%も排出できるという
のがチェルノブイリの経験知です。広田祐子さんが主宰するピアノの木、サマー
スクールキャンプでは、毎年福島やチェルノブイリの子どもたちを招き、こどもや
大人がモンゴルテントで共に寝起きし、豊かな自然の恵みのなかで、内面の自分を
見つめ、有機野菜を使った食事をみんなで作り、異文化の仲間と語り合い、
おもいっきり遊びます。
フランスの掲げる「自由」「平等」「博愛」の精神のもと、心身ともに逞しく、感受性豊かな成長を目指す子どもたちのためのプログラムです。


◎日本YWCA com7300(紹介文)
com7300は、2011年3月11日に発生した東日本大震災による原発事故当時に
生まれた子どもたちが20歳になるまでの7300日間、共に手を携えて(comの意)
支援を続けることを目指して発足しました。福島駅から徒歩数分の場所に交流の
場としての拠点「YWCA活動スペース カーロふくしま」を持ち、職員が在駐し、
福島に住む女性や子どもたちをサポートする活動を通年行っています。
また福島県外でのびのびと過ごす転地保養プログラムを函館、東京、静岡、
名古屋、京都、大阪、福岡、熊本などのYWCAが実施しています。
福島の家族が、「もう一つの家」に行く感覚で利用できるセカンドハウスプログラム
も函館、横浜、名古屋、神戸の4か所で運営し、一年を通して多くの家族が利用
しています。
山梨をはじめ、日本各地の農家で、有機農法で丁寧に栽培された放射能の影響を
恐れずに食べられる様々な野菜を、福島の幼稚園や保育園にお送りしています。
そのような活動をcom7300は続けています。


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