【日時：2020年02月01日】

2014年春から2年近く、北星学園大学と同大学非常勤講師の植村隆さんは、いわゆる歴史修正主義者やネット右翼からの激しい脅迫と中傷に曝されました。アジア太平洋戦争下、朝鮮半島で「慰安婦」とされた女性の肉声を、25年前に初めて新聞記事にしたのが植村さんだったからです。北星学園理事として、学問と表現の自由、民主主義、キリスト教教育とは何かを問い続けて闘った高橋一さんの経験から、自由と尊厳を脅かす力に立ち向かうための市民の知恵と行動を共に学びたいと思います。どうぞご参加ください。  

★日　時：2020年2月1日(土)13：30～16：00(受付 13：00より)

★会　場：横浜YWCA 3Ｆホール

★参加費：1,000円

★主　催：横浜YWCA・湘南YWCA・平塚YWCA

★講師のプロフィール

1953年、札幌に生まれる。国際基督教大学（ICU）、東京神学大学大学院で学ぶ。東京都練馬区の日本キリスト教団・下石神井教会牧師として赴任し、10年間牧会に従事。1993年、日本キリスト教海外医療協力会（JOCS）ワーカーとしてカンボジアに夫婦で派遣される。1996年、英国のバーミンガムで学ぶ。1年後、北海道の酪農学園大学・短期大学部からキリスト教学の専任教員としての招聘を受け、1997年に赴任、キリスト教NGO論ゼミを開講する。その後、宗教主任も兼務。2006年、デンマーク教育大学客員研究員としてコペンハーゲンに在住。2011年3月に起こった東日本大震災後、2年間にわたって、大船渡を拠点にキリスト教NGOであるチャイルド・ファンド・ジャパンと連携して被災地支援活動を継続し、そのコーディネイターを担当する。2013年、酪農学園大学を早期退職し、北星学園理事に就く。2017年4月、山梨英和大学・宗教主任として甲府市に単身赴任し現在に至る。同時に、明治学院大学、ICUの非常勤講師を兼務。